中央アルプス前衛 桑沢山(1538.5m) 2015年11月22日  カウント:画像読み出し不能

所要時間 7:06 林道終点(登山口)−−7:30 1425m鞍部−−7:32 1454m峰−−7:43 1420m鞍部−−8:05 桑沢山−−8:22 1420m鞍部−−8:30 1454m峰−−8:36 1425m鞍部−−8:45 林道終点(登山口)

場所長野県上伊那郡辰野町/箕輪町
年月日2015年11月22日 日帰り
天候薄曇
山行種類一般登山(でも道は薄い)
交通手段マイカー
駐車場林道終点に駐車場あり
登山道の有無一応ありだが低い笹に覆われ道は薄い
籔の有無膝丈の低い笹
危険個所の有無無し
山頂の展望なし
GPSトラックログ
(GPX形式)
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コメント林道終点から往復。地形図の林道終点より手前で林道が終わっている。その後は登山道があるが道は薄く低い笹に覆われる




林道入口。でも林道状態は良くない 林道入口の案内
林道終点 林道終点の登山案内
最初から低い笹登場 さすが茸山
主稜線に合流。帰りは直進注意 笹が続くが道も続く
1420m鞍部 1420m鞍部から南に下る谷。地形図に破線ありだが道無し
最後の登り 桑沢山山頂
山頂標識 財産区の見回りをしているようだ
樹林の隙間から南アが見えた 登山口到着


 桑沢山は中ア北部黒沢山から北東に延びる尾根の真ん中付近にある。地形図で見ると割と近くまで林道が伸びており、これを利用できれば簡単に登れそうだ。ネットで検索すると記録数はそこそこあるのだが近年のものがない。桑沢山北東の1454m峰から南西に落ちる尾根の1216m標高点を通る林道終点から道があることは分かったが、今でも林道が通行可能かは不明で、現場に行ってダメならば歩くことにする。

 ただし、この林道に至るまで複数の経路があり、どこが正解なのか不明。今回は箕輪市街地側から向かったので東の林道から試してみた。一番東側の林道に入るとそこそこ車が入っているようだが普通車が走るような雰囲気ではなくあちこちに深い溝が横断している。このまま進むか戻るか迷うような状態だが、私の車でも進めない状況ではないので亀の歩みで進んでいく。山腹を巻くような林道への合流まで残り300mでその林道にガードレールを発見、どうやらあちらはまともな林道らしく一安心。しかしそこに到着するまでが一段と酷くなった。草が繁茂し木の枝がはみ出して最後は廃林道状態。どうにか突っ切って林道に合流、こちらはかなりまともで普通車で問題なく走れる路面だった。よかったぁ。ということはもっとマシな別ルートでここに登れるはずだ。帰りはそのルートを探してみよう。

 次の林道分岐が目的の林道で、古びた標識で「桑沢山登山道入口」と書かれていた。間違いなし。しかし路面状況はここからまた悪くなる。どうにか普通車でもOKだがあまりお勧めできない状態だった。しかしさっきの林道よりはマシなので終点まで入れた。地形図の林道終点より手前が林道終点で、1310m峰西側の1305m鞍部だったことは帰ってGPSログを見てから分かった。広場があって登山口標識あり。今夜はここで仮眠した。

 今日の天気予報は曇りだが明け方は薄らと星が見えていたのでそれほど悪くはないようだ。でも冷え込みはそれほどなく放射冷却は無かったようだ。朝飯を食って出発。念のためロングスパッツを持ち足元の朝露対策とする。

 道は明瞭だが最初から低い笹が被っている。雲が多めなので朝露は降りていないかと思いきや、盛大に濡れてはいないが乾いてもおらず、ズボンのまま歩くとたちまち裾が湿っぽくなる。早速ロングスパッツを装着、笹は膝丈なので膝小僧まで保護できないが、大部分は防御可能になり満足。

 小鞍部に到着。実は林道終点は地形図の林道終点だと思っていたのでスタートは主稜線の1425m鞍部で、ここは1450m峰の次の鞍部かと思っていた。でも考えてみたらこんなに登るはずなかったんだなぁ。1454m峰てっぺんは北側の植林帯が開けて笹原にタラの木がたくさん生えていた。春先にはタラの芽が大量入手できる場所だ。

 低い笹原の登山道を下ると1420m鞍部で地形図では南側の谷から破線が上がっているが、現地は笹原で道の形跡はゼロ、ただし目印の赤布やテープが下っていたので通る人はいるらしい。

 桑沢山への最後の登りも今までと同じく低い笹に埋もれかけた道を行く。1510m峰は僅かに西側を巻き、さらに登ると桑沢山山頂に到着。ここは笹がなく地面が出ていた。古ぼけた山頂標識があるが、それより目立つのは財産区の標識。この付近も茸止め山があるのだろう。東へ落ちる明瞭な尾根上にも同じような標識が続いていたが、主稜線の黒沢山方向には道や目印は見られなかった。ここまでの案内標識、目印類を見る限りではここまでの道は登山のための道と言うより茸取りの道らしい。真新しい標識は無く、訪問者も多くはないように感じられた。

 帰りは往路を戻る。林道を慎重に運転し、太い林道に乗った。

 

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